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どうやって保健師になるの?必要な資格と条件をチェック

保健師になるには看護師資格が必要!

保健師になるには看護師資格が必要!
合格の条件

合格の条件

看護師から保健師に転職したい!と思ってもすぐに保健師として働けるわけじゃありません。保健師になるには看護師資格を取得した上で保健師国家試験を受けて合格しないといけないからです。
保健師になるには看護師の資格が必要です。看護師として働いている場合はハードルを1つクリアしているといえます。保健師として働くには、さらに保健師の国家試験に合格する必要があります。国家試験の受験資格を得るには「文部科学大臣が指定する学校で1年以上保健師に必要な学科を学ぶ」もしくは「厚生労働大臣の指定した保健師養成所を卒業する」ことが条件です。

保健師の資格は大学で取得できる

保健師の資格は大学で取得できる

保健師の資格を取得する方法は主に2つあります。それは「4年制大学や専門学校を卒業するコース」と「3年制の短大や専門学校を卒業するコース」です。
4年制の大学や専門学校を卒業した人は看護師の国家試験と保健師の国家試験、両方を受験できるので、看護師の資格だけじゃなく、保健師の資格も同時に取得している人もいるかもしれませんね。一方、3年制の短大や専門学校を卒業した人は看護師国家試験を受験することはできても保健師国家試験は受験できません。保健師国家試験を受験するためには、保健師養成学校で保健養成カリキュラムを1年間追加で勉強する必要があります。
こんな風に卒業した学校の教育カリキュラムや目指す保健師の種類によってどんな進路を進んで保健師になるのかが変わります。まずは自分にとって必要な条件は何なのかをよく確認しておく必要があります。でも、国家試験に合格して資格を得たからといってもすぐに保健師として働けるわけじゃありません。保健師の種類によっては国家公務員試験や地方公務員試験にも合格する必要があるんです。公務員試験は教養と専門、論文と面接があり、さらに保健師の種類によっては書類選考や筆記試験などもありますが、残念なことに公務員として勤務する保健師の採用枠は非常に少ないので、保健師として働くまでに1~2年時間がかかることもあります。

保健師の国家試験は年に1回

保健師の国家試験は年に1回

保健師の国家試験は毎年2月に行われています。厚生労働省のホームページに試験の詳細が記載されているので、まずはそちらを確認してみてください。
国家試験の合格率は例年85%~90%と非常に高いく、難易度はそれほど高くありません。でも、保健師養成学校への入学や入学後のレポートがすごく難しいので、国家試験を受けるまでが大変だといわれています。

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